2020/10/07 11:20

温泉卵はなぜ黄身が固まって、白身(卵白)は固まっていないのでしょう?
タマゴは茹でる温度で、卵白と黄身の固まる温度が違います。
では、どのようにタマゴは固まっていくのでしょうか。
最初に固まるのは白身(卵白)です。
白身(卵白)は、53度前後から固まり始めます。しっかり固まるには80度の温度が必要です。
一方、黄身は65~70度で固まります。
つまり、黄身が固まる65度~70度の間の温度を保つことで、温泉卵は作られます。
65度~70度の温度を維持した状態で30分ほど温めると黄身が程よく硬く白身が半熟の温泉卵の完成です。
この温泉卵の調理法を利用して、作られるのがとろみのあるプリンが作られます。
ただし、プリンは冷蔵するため、これを考慮しなければなりません。
一般的なとろみのあるプリンを作るにはゼラチンを使うのが簡単です。
レシピにより少なめのゼラチンを使い、湯せんやオーブンを使わず冷蔵庫で冷やすだけで完成です。
ゼラチンを使わないプリンはどうしても固くなります。
塩屋洋菓子店のプリンはタマゴと牛乳と砂糖、ゼラチンは使っていません。
気になる方、一度お試しください。
3,360円